声援は数がすべてじゃない!熱量だ!!

 これは、元気であるアイドルを熱狂的に応援するおばあちゃん、繭子と存続の危機に瀕する、というか解散を決めたアイドルを紡ぐ紙飛行機の物語。

 アイドルの話って僕良く分からないんですよね。ラジオで流れるヒゲダンとかsumikaとかはめっちゃ好きなんですけど、そっち方面には疎いので……。
 それでも、今事務所脱退とか色々あるアイドル業界に一つの声援を送りたくなりました。
 おばあちゃんがここまで熱狂的になるのも分かります。
 アイドルは声援が全てです。
 でも、声援の数があれば当然励みになりますよね。でも、果たして数がすべてなんでしょうか? やっぱり熱量が無いと!!
 それを忘れてしまっていた彼女たちは結成記念日という重大発表の場で新た待て気付きました。
 ラストの少し小さめの一言がこの物語を際立たせてくれます。
 この小説を読む皆さんの声援がこのアイドルを長く続かせるはずです!

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