誰がための物語

 かつては悲しいことがあった主人公。
しかし今は立ち直って明るく未来を向き、そして行動的に。
 片や明るい展望が見えず去っていこうとする仲間たちにも
取り残されかけて身動きが取れないアイドルなもう一人の主人公。

この二人が遠く離れた宮崎と東京から遥々交差し、
勇気を繋いでいく物語です。


 この作品単体でも十分に心温まる素晴らしい作品です。

ただ、どうしてもこの作品は、読み終わったあとに
作者様の近況ノートへ訪れてほしいのです。必ず。必ず。

そうしていただければこのレビューの気取ったような
よく分からないタイトルの意味も、
作中で主人公の飛ばす紙飛行機がどこへ届くのかも分かるはずなのです。
そしてこの物語の本当の意味を、是非とも受け取っていただきたいのです。

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