少年に巻き起こる不思議な夏の出来事。

友だちがほしい。そんないじめられっ子の少年にできた、神社に住む転校生の友人。
その友人と出会ったことで、少年の夏は不思議でドキドキハラハラするものに変わっていく。

子ども時代の、懐かしいあの夏の日に戻ったような気持ちになりながら、読み進められる本作。
こっくりさん、学校の七不思議、トイレの花子さん、、、。
誰もが聞いたことのある怪異に、二人の少年は立ち向かっていく。

少年が出会った友人や、彼が住む地域、神社にもなにか不思議な謎がありそうで、次々と読む手が止まりません。

少し怖くて、ほっこりする、そんな少年達の一夏を、皆様もぜひ!

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