どんなものより、嬉しいプレゼント

 不遇な日々を過ごして生きている、幼い主人公と母親。
 そんな二人に手を差し伸べてくれたのは、サンタのような赤い服に白い髭をした男性だった――。
 困っている親子に手を差し伸べる『サンタさん』の優しさと、それを受けて素直に喜ぶ幼い主人公の純真さが、柔らかくて読みやすい文体で描かれています。
 読み終えた後に、ほっこりとしました。

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