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概要
君が猫派ならいつでもそっち側に回れるけど、今はまだ反対側にいたい。
雨上がりの放課後、虹の端を目指して歩いていると、通りがかった公園にクラスメイトの仁藤君がいた。彼はいつも白いワイヤレスイヤホンで何かを聴いていた。
「何してるの?」
「何って……これを聴いてた」
差し出されたイヤホンを耳に着けると、雨の音が聴こえてきた。
仁藤君はいつも、雨の音を聴いているらしい。
「何してるの?」
「何って……これを聴いてた」
差し出されたイヤホンを耳に着けると、雨の音が聴こえてきた。
仁藤君はいつも、雨の音を聴いているらしい。
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