戦い続けた先に、彼が知った「心」とは — 圧巻のバイオアクション小説

ただ命じられるままに、凶暴化した獣たちと戦い続ける。それが主人公・朝桐刀弥の生きる意味だった。しかし、同級生の少女・蓮山天音との出会いが、彼を動かし始める —

他のレビューでも述べられている通り、アクションの描写が格好よく、目が離せなくなる作品でした。そんな圧巻のバトルシーンもさることながら、私が一番心を惹かれたのは、詳細に綴られた登場人物たちの心情とその変化です。刀弥だけでなく、周りの登場人物たち一人一人に気づいたら深く感情移入している、そんな作品でした。

アクション系が大好きな方はもちろん、そうでない方にも是非読んでほしい一作です!

その他のおすすめレビュー

world is snow@低浮上の極みさんの他のおすすめレビュー137