様々な立場の主人公達が奇妙な出来事に遭遇していく、オムニバス短編集。実話怪談のような謎が謎のまま残る話も多く、不条理さに背筋の寒くなる、怪談らしい余韻たっぷりのおすすめホラーです!
どこにでもありそうな日常の中に、不意に怪奇現象が現れる。そんな印象を抱かせてくれる物語集です。タイトル・キャッチコピーの通り、不可解なエンドを迎えるのも魅力的でした。癖になる怖さ、あなたも覗いてみては・・・?
身近に起こった、怪異による恐怖短編集。 起こってしまった不気味な出来事を、あなたは深く考えてはいけないし、もちろん、その正体をつきとめようなどと思ってはいけない。 追及したら、あのとき、ギリギリで避けられた恐怖に、今度こそしっかり捕まってしまうだろうから。 でも、ちょっと見るだけなら、ちょっとのぞくだけなら……キャ――――ッ!!
何が怖いって、日本に昔から伝えられる得体の知れないものほど怖いものはないのではないでしょうか? それを「妖怪」の一言で片づけるのは、生活の知恵だったのかも知れません。私たちのまわりにも、妖怪はいるのかも知れませんね。