「キュンとしちまいますねぇ」そう、奥様は妖狐だったのです。

 明治辺りの時代設定。札で怪我や病を治す「野巫医者」良庵にべた惚れの妻は実は妖狐だったというお話。
 その妻「葉子」の一人称が可愛らしくも色っぽく、1話読んだらハマってしまう。そんな小説です。
 初めはたっぷりイチャイチャラブラブ。しかし終盤には緊迫する展開もあり、一気に読める面白さ。是非ともご一読あれ。

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