酒という概念を覆せ!

最近の酒のイメージはというと、もっぱら、酔うための道具。安酒、飲み放題、二日酔い、、、からの酒浸り、酒乱と今も昔も、良い言葉より悪い言葉がひしめき合っている。

それでもなお、酒の力をかりて、なんて言葉があるように、一部では神聖であり、自分にはない一面を作り出す魔法の飲み物。

それはアルコールの成分で体内にホニャララと影響してなどと理屈で論破されれば、それまでの事だが、酒に頼る人間は少なくない。酒には力があると言ってもいい。

その力あるものをどう使えば、みんなが幸せになるか?と、この作品はその力の使用についてを模索した執筆者のなりの解答であり、用法容量を稚拙に考えた素敵な作品だと思います。

と、堅苦しく評価した上で、とりあえずは、無性に酒が飲みたくなりました。自分はもっぱらのシングルモルト好き、ピート香つよめのラフロイグあたりが大好きです。

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