おまけ AIに関する妄想
およみ頂きましてありがとうございます!
以下AIで起こるかもしれないと妄想しているSF的展開を書いておこうと思います。
まず、現在のAIはかなり原始的で一つのニューラルネットワークで構成されています。しかし、皆さん知っての様に脳はいくつかのブロックに分かれて思考しています。つまり、将来のAIはいくつかのニューラルネットワークを組み合わせた形で作られるのではないかと考えています。
そうなると所謂「意志」と呼べる様なものが生まれる可能性があるのではないかと勝手に期待しています。
自分の妄想では聴覚や視覚に当たる外部センサー処理領域、記憶領域、推論構造領域、人格構成領域の様に分かれていると考えています。
そしてそれらは結局デジタルデータであり、どの領域も複製や分散が可能で、例えば推論構造領域と人格領域を端末に複製する事でマルチスレッドが実行できる様になります。
物語の中ではAIは優秀な形態に寄せていく事であたかも同一個体であるかの様な状態になってしまい、効率化の観点から融合する、という事にしていましたが、現実的にデータサイズを考えると一つのAIで全ての事象に対応できるほど大きな処理装置はできないのでは、とも思っています。
つまりある程度環境に応じて構築したAIを複数運用した方が効率が良い気もします。
例えば環境問題とか人間関係、配送等ある程度接触の薄いジャンルに分割し、特化したAIという事です。
逆に人間の様に独立したAIが複数存在する世界を想像すると、一番大きな点は食物連鎖の鎖から離れる事ができる事だと思います。つまりエネルギーと鉱物的資源があれば生きていける存在が生まれる可能性がある、という事です。
そうなると他の惑星への移住も簡単だし、なんなら他の恒星系への旅も実現しそうでかなり幅が広がるなぁ、と個人的にAI覇権時代にワクワクします。
問題は私自身がそんな存在になれない事でしょうか。
脳スキャナとエミュレータでもできればそんな存在になれる未来もあるでしょうか。
あるいは機械との融合が実現すれば・・・。
また何か思いついたら小説を書きたいと思います。
その時は是非またお付き合いいただければ幸いです。
おしまい
AIが世界を征服するまで にひろ @nihilo
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