殺し屋の葛藤

殺し屋をしている主人公。殺し屋と聞けば冷酷なイメージがありますが、この小説の主人公は生きる為に仕方ないとはいえ、人を殺す事に罪悪感を抱いています。
しかし、拒否すれば次に殺されるのは自分です。
仕事だからと割り切れずに任務を遂行する主人公に感情移入して、何とかしてあげたくなりました。

話中の何気ないひとコマにも作者さんの工夫が凝らされていて、登場人物の心境がよく伝わってきました。

そしてある少女と出会い親しくなった事で、少しずつ心境が変化していくのですが、まだ読んでいる途中なので、彼女の存在が主人公の救いとなってくれるのか、気になります。

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