優しく紳士な主人公と、貴族令嬢の心の交流から始まる物語。悲しい境遇にはあるけれど、三毛猫の優しさが彼女と読者を温めてくれます。丁寧な描写も心惹かれる、素敵な作品です。
ネタエッセイな奴でネタレビューな奴です。 なろうで活動を始めもう10年。 カクヨムさんでは三年目に入りましたが、この間大抵放置勢でした。 2022/11に復帰…
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(245文字)
任務のために訪れた公爵家。そこには今にも消えてしまいそうな可憐な花。彼は彼女と心を通わす。文章が読みやすい作品ですね。個人的なイメージでしかないですが、ルネの印象も相まって、儚い光が降る…続きを読む
二人の間に流れる時間はとても優しく穏やかで、眠る前の絵本のような温かさ。その間にさくさくと挟まれる隠された不穏。甘さと冷たさのミルフィーユという前菜を終えて、二人旅がいざ――!というところまで読ん…続きを読む
1話から引き込まれます。まるで児童文学のような可愛らしさも感じる文章ですが、作り込まれた世界観と設定が魅力的な一作です。なにより、三毛猫と表現される主人公がいい。穏やかに揺蕩うような姿が目に浮かび…続きを読む
もっと見る