人には見えない敵「荒魂」を狩る少女と少年の青春

 人がそれに喰われれば命と共に存在した記憶まで消滅してしまう。新月の夜にだけ現れる敵「荒魂」

 人の目には見えない「荒魂」を狩る組織の少女「由美」が少年「哉太」を助けた時、物語が動き始めます。

 個人的にオススメのポイントは、悲しい過去を背負って戦う由美の繊細な心理描写と、新人ながら既存の戦術を発展させてゆく哉太の有能さ。

 たっぷりと尺を取って描かれる戦闘シーンは映像的で読んでいて興奮します。

 どうぞ手にとってお楽しみ下さい。

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