いきなり押しかけてきたのは、元カノの妹でした！？

和泉久尋が寛いでいるとインターフォンが鳴り出した。

来訪者に心当たりがなく、玄関扉を開けると幼い少女が額に汗を浮かべながら佇んでいた。
「どーもぅヒサにぃ。私をこちらに住まわせてください」
と、少女が小さく首を傾けながら愛嬌のある笑みを浮かべお願いするのだった。
断ろうとする俺に彼女があの言葉を口にして——


何故か関係の終わった元カノの妹との同棲生活が幕を開けようとしていた。