自然体で書かれた、見栄や気取りのないエッセイ。素朴な気持ちに共感します

 まさしく、題名『風のように雨のように』にふさわしく、流れるように自然に読めます。
 何気ない日常にも、心配ごとや、悩み、疑問、驚きや感動、喜び、文句をいいたいこと、時にはホラーなこと、ありますよね。
 それらが、作者さまの感じるままに、率直に書かれています。
 派手ではないし、誇張してもいないのに、人って、これだけいろんな出来事を経験し、色々と考えていくんですね。
 興味深く、面白いです。
 読めば読むほど、続きが気になって、クセになりますよ。