まさしく、題名『風のように雨のように』にふさわしく、流れるように自然に読めます。 何気ない日常にも、心配ごとや、悩み、疑問、驚きや感動、喜び、文句をいいたいこと、時にはホラーなこと、ありますよね。 それらが、作者さまの感じるままに、率直に書かれています。 派手ではないし、誇張してもいないのに、人って、これだけいろんな出来事を経験し、色々と考えていくんですね。 興味深く、面白いです。 読めば読むほど、続きが気になって、クセになりますよ。
作者の家には野生猫の集会所なるものがある。今年の夏はそこに冷房を入れるため、作者自身はブレーカーが落ちるのを恐れ、快適な生活がでけへんでいる。暑い暑いとうなされて悪夢をみるらしい。そんな犠牲は厭わない心優しい作者やけど、苦言を呈した。涼しくなったら集会所を閉鎖して、快適ライフを手に入れましょうと。餌代に光熱費、病院にかかる費用。個人で請け負うには限りがある。作品はまだまだ続き、これからも目が離せそうもない。