2022年10月末 PV

物語を作り、世に出す。

となるとやはり見てもらいたいという欲は出る。



小説を書く者の自己顕示欲がどうこう、

というTwitterの議論があったのはこの頃だったろうか。

もっと後だっただろうか?


自己顕示欲、あっていいと思う。

変にそれを隠して『俺はそんなもん気にしないし?』

『ガツガツ宣伝するの恥ずかしいじゃん』

みたいな感じで、世間の人に自作を見てもらえないのは、

あんまり良いとは思っていない。




かなり自信家のように聞こえるかもしれないが、

私はこう思っている。

『私の作品を知らない人は損しているぞ』

と。


だから広める。

だから色々な手法で知ってもらう。


それは自分の為じゃなく、どこかにいるはずの

私の作品を待ってくれている人のため、

私の作品を読んでいない事で損をしている人のため、だ。


そう考えるようにしている。

何故か?

そう考えないと私は前に一歩、踏み出せないからだ。




私は決断を先送りにするタイプである。

優柔不断、意志薄弱。

二の足を踏んで、腰が重い。

要するに決断する事によって失敗する事が怖いのだ。


だから、自分のために何かをする、という決断に

それなりの抵抗がある。


他人のため、なら決断できる、進める。


だから自作を『布教』するのだ。




危険な思想家みたいだな。

でもこれが真実。


この世のどこかにいる、

私の作品を好いてくれる、

『誰か』

に届けるために。


書き続けるのも『誰か』に届かせるために。




10月25日。

『失敗召喚師の残念レポート』 100PV。

フォローは6人、星は12。

この時点での公開話数は14話。


10月12日に公開したからおよそ2週間で100PV。



それだけ読んでくれた人がいる。

実に嬉しい事だ。


『誰か』に届ける事が出来ているみたいだ。


もっともっと頑張って書いて行こう。

毎日更新もまだまだ継続できる。




物語の設定や魔獣の情報を書いているメモが、

どんどん長くなっていく。


設定を作ると物語のヒントが出てくる。

出てきたヒントを膨らませて、それと連動する

キャラクターや設定を繋げていく。



この頃に頭の中に描いていたのは、

主人公を中心に置いて人間関係を線で繋いで、

その先の人脈を繋ぐ、と言う脳内相関図。


無意識下で作っていたルールがある事に気付いた。


主人公ジルから出る線。

繋がったキャラクターから出る線が更に1本。


主人公から関係線を2本辿る。

これが多分、物語に出せる主要な人間関係の限界だ。


私自身の話だが、人の名前と顔を覚えるのが苦手だ。

物語に名前がいっぱい出てくると、おそらく

『この人誰だっけ?』となる。


他の人も同じかもしれない。

じゃあ、人間関係はなるべく小さい円で収まるようにしよう。


キャラクターを後から減らす事は出来ないけど、

後から増やす事は出来るからね。




こういった理論を考えるのも面白い。

創作は楽しいな。

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