2023年8月下旬 新ジャンルへの挑戦、ホラーを書くぞ!

カクヨム公式自主企画。

夏だから怪談、という自主企画がアナウンスされた。


公式自主企画「ご当地怪談」大募集!! ~日本全国を舞台に怪談話を創作しよう~


怪談、つまりはホラージャンルである。


今までホラーを書いた事は無いし、書こうと考えた事も無かった。

おそらく上手く書ける、という事も無いだろう。


だが、経験値を得るために挑戦してみようと思った。


つまりは「ホラー書くぞ!」である。


とりあえず、今回は何の下調べもしないで書く事にした。

自主企画が8月10日~24日で、書く時間を考えるとインプットが間に合わない。


かなり拙い作品になりそうだ。

正直、世間様に恥を晒すような事になるであろう。


ま、恥は今に始まった事では無い。

そもそも書いてきた作品も、執筆歴の長い方から見たら稚拙も稚拙だろうし。


というわけで、いざ( ..)φカキカキ!


早速、最初の問題にぶち当たる。

ご当地要素ってなんぞ?


地名が出れば良いのか?

それとも怪談の元ネタが、その地の物であるって事?


答えは分からない。

手探りで書いていくしかなさそうだ……。


旅エッセイのために色々調べてるので、選択したご当地は『岐阜』である。



一作目『夕月取材記録』


文字だから活きる表現を閃いた。

地名というか、地理的要素を元に取材要素を放り込んでみた。


一話完結の短編。

ふーむ、これで良いのだろうか……?



二作目『K蜘蛛城って知ってるか?』


今度は特定の場所に焦点を当ててみる。

帰雲かえりくも城、地震によって一夜で消えた幻の城が元ネタ。



と、ここで公式様のツイートで拙作の紹介が!

一作目の夕月取材記録が広報されている、おおおー!


…………まあ、岐阜を対象にする人、自分以外に居なさそうだしなぁ。



三作目『裂け口の怪』


岐阜の怪異と言えばコレだろう、という存在を完全に忘れていた。


都市伝説の走り。

そう、口裂け女である。


が、元ネタのままでは創作にならない。

じゃあ、という事で色々アレンジ。


前二作よりは、しっかりと物語になっている、かな……?



書いてみて分かった事、読者をゾクッとさせるのは難しい。

というか自分で見てても「いやこれは違うだろ」と思ってしまう。


安易にパニック逃走劇を使うのは、自分の引き出しの無さの現れだろうなぁ。

当たり前と言えば当たり前だが、いきなり上手く書けるわけがない。


経験はやっぱり重要である。


僅かではあるが、今回の挑戦で経験値を得られたと思う。

だが、ホラーを上手く、という話では無い。


現代ドラマとか書いてみたいが、現実感を出すのがどうにも難しいと思っていた。

自主企画用に普段書かないジャンルを書いて、それが浮き彫りになった形だ。


展開の引き出しの貧弱さ、現代劇における現実感、人物の心境の表現。

今回の挑戦で分かったのは、これらが自分の課題であるという事。


何となくでも自覚できたのは大きい、かも。

今後の執筆の糧となるはずだ。


これからも新ジャンルなどへの挑戦は続けるぞ~!

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