06 ピエトロ・ドーリアの最期への応援コメント
カwルwロwさwんw しょっぱなからなんちゅー喩えかw
いや、もしかしてこれがヴェネツィアンジョーク……?(たぶん違う)
通常の艦隊戦であれば、射石砲を積んだところでお互い動くから当たらない。しかし、片方が動かないかつ至近距離であれば……ということでしょうか。
だとしたって、普通は訓練が必要ですよね……。ぶっつけ本番でやったとしたら練度高いなー^^
そしてドーリア提督ェ……。ヴェットールさんとカルロさんのマッスル・ドッキング(+コンタリーニさん)とか、そんなの耐えられる訳もなく……。合掌。
作者からの返信
このたとえ、実は「銀河英雄伝説」で出て来ていて、そのオマージュです(元ネタは、勝利の女神は下着をちらつかせているとか言って、部下を煽ってました(笑))。
やっぱ艦隊決戦だと、銀英伝ネタやりたくって……^^;
おっしゃるとおり、戦艦に射石砲を搭載していても、お互い動くから有効ではありませんでした。
しかしヴェットールは相手を封じ込めていたので、それなら……と思いついたのでしょう。
ヴェネツィアって、大体、進取的なスタンスなんで、射石砲の訓練もしていたと思います。
そんなわけでドーリア提督は、マッスル・ドッキングで陸軍の隊長共々、葬られてしまいました。
元首がコンタリーニで、ヴェットールとカルロの双璧の提督がいるヴェネツィアを相手に、よく頑張ったと思いますけど……^^;
ありがとうございました。
05 暗転の袋小路(クルドサック)への応援コメント
重石を積んだ船を自沈させて「暗礁」にし、ドーリア艦隊を封じ込めて逆包囲するとは……。
ヴェットールさん、すごい手を考えついたものですねヽ(゚∀゚)ノ
そしてついにカルロさんが到着。ワクワクな一方、ドーリア提督がちょっと気の毒になってきました^^;
作者からの返信
6を9にされたら、そのままやっちゃえっていう、掟破りのネオ・キン肉バスターのような(笑)、発想の逆転ですよね。
どちらかというと正統派っぽいヴェットールさんが、こんな奇策に出るというのが凄い。
それを許可する元首コンタリーニも相当だし……^^;
そんなわけでカルロ。
「行った行ったカルロが行ったー!」って感じで攻めてくれそう^^;
で、ヴェットールと一緒に、マッスルドッキングでドーリア提督を〆るのか!?(笑)
ありがとうございました。
03 袋小路(クルドサック)の中でへの応援コメント
アンドレアさん男前や……(震え)
こういう人がトップにいてくれると、「ヴェネツィアはまだ大丈夫だ」という気になりますね。
……ステーノみたいなのがトップだったらもう亡んでたかも(汗)
作者からの返信
結構な高齢でしたが、この時の元首がアンドレアだったおかげで、どれだけ安心できたことか……。
さすがにヴェネツィアの元首になるだけあって、かなりの器の人物です!
……ステーノが元首。
実は……いえ、何でもありません^^;
ありがとうございました。
02 カルロ・ゼンへの応援コメント
カルロさん、経歴といい、キャラクター性といい、小説の主役を張れそうなお人ですねえ^^
実際探せばあるかも、って今まさにですが(´∀`)
ヴェネツィア上層部、「莫迦な」って、「莫迦はお前らじゃ(呆れ)」という体を張ったギャグなんでしょうか^^;
ヴェットールさんが死刑にならなかったのは安心しましたが、それでも罰金刑ならびに投獄って……。
国民的青狸猫の「いや、そのりくつはおかしい」のコマを貼ってやりたくなりますw
ともあれ、追い詰められてしまったヴェネツィア。ここからどうなるか楽しみです^^
作者からの返信
カルロさんはホント凄い人なんで、ペンネームにしたくなるのもわかります(笑)
この人の戦いと人生の軌跡は、これから語られていきます^^;
ヴェネツィア共和国、泡喰ってます(笑)
信じて送り出した監査官がヘマかました挙句、国の玄関にドカンと一発かまされて(笑)
唯一国を守れそうなヴェットールさんは、お金ボッシュートの上に牢屋にいるし……。
「このままでは国が亡びる」と某ネコ型ロボットに言われそう^^;
果たしてヴェネツィアはここで終わってしまうのか。
「カルロー! 早く来てくれー!」で何とかするつもりなのか(笑)
お楽しみいただければ幸いです。
ありがとうございました。
01 ヴェットール・ピサーニへの応援コメント
ヴェットールさん(´;ω;`)
ちょっといかんでしょ、この「無能な味方」は……orz
「戦うに利あらず」でありながら強敵ドーリア提督を討ったというのに、結局敗戦の責を問われて死刑って……
ここはどこのカルタゴですか?(最近読んだネタを使いたがる奴)
作者からの返信
お星さま、ありがとうございます。
ヴェットールさん、戦場で的確な判断を下し、それを捻じ曲げられても敵将を討つという大戦果だったのに。
でも艦隊全滅だからハイ死刑ねという超展開。
たしかにカルタゴっぽい話ですね^^;
……しかし、これで終わっていたら、千年共和国ヴェネツィアも、千年つづかなかったでしょう。
ナポレオンとかいう稀代の梟雄が来るまでは、この国こそが覇者であったということを示す戦いが、今、始まります。
ありがとうございました。
05 暗転の袋小路(クルドサック)への応援コメント
船に重石を積んで沈めて妨害するとは!
そういう作戦は初めて聞きました。
シンプルですが効果有りそうですね!
作者からの返信
ヴェネツィアも追い詰められて、突拍子の無い作戦に出ています(笑)
うまくいけばいいんですが、失敗すると船を失ってしまうだけになっちゃうので、結構リスキーだと思います^^;
ありがとうございました。
01 ヴェットール・ピサーニへの応援コメント
命じられて無茶な戦いを挑まされて……って辛いですね。太平洋戦争時の山本五十六みたいな立場でしょうか。
それにしても負けの責任を取らされて死刑はキツい……!
作者からの返信
酷い話ですけど、文官(元老院の監査官)上位というルールがあり、負けてもいいのなら負けてしまう軍人(敵と通じていたり)がいるかもしれないので、理屈としては合っているんですよね、ヴェットールの扱い。
でも問題はステーノ監査官の態度というか、現場の判断をまるで無視するという姿勢なんですが……^^;
その辺が今後、このヴェネツィア史上、空前の危機にどう影響するか。
ありがとうございました。
07 フィナーレ、そしてへの応援コメント
拝読致しました。
久しぶりにヴェネツィアの話を読めて、とても楽しめました(^^)
イタリアの方々って、ホントいろんなタイプの人がいて、面白いですよね。
そんな中でヴェネツィアは集団行動が得意で価値観も異色という、とても面白い存在。
それに、行動を見ているだけで、なにか潮の香りがしてきそうで。
カルロ・ゼンさんの、ステーノさん立候補への嫌がらせは、ちょっと見てみたかったですねぇ。
どう考えてもヴェネツィアのトップらしからぬ、というかしがらみとか嫌いそうなカルロさんのことだから、当選しないよう嫌がらせに徹したとか?
なんて想像を巡らせながら、本作を読み終えました。
ありがとうございました。
作者からの返信
お星さま、ありがとうございます。
「共和国」という政体の国の、こういうギリギリにおける振る舞いが書きたくて書いたお話です^^;
そうするとこの頃のヴェネツィアって、いかにもというか、ステーノさんの暴走といった減点はあるものの、最後の最後でチェス盤を引っくり返すという切れ味が凄いなと思って、筆を執りました。
やっぱり、おっしゃるとおり、海上交易という「戦い」に身を置いた、潮の香りのする男たちがいたおかげで、このような戦いができたと思います。
ちなみカルロさんなんですが、拙作においては嫌がらせで元首選立候補した、という設定になっています。
字数の関係でオミットした部分にそう書いてたりします(笑)
これも、おっしゃるとおりですね^^;
ありがとうございました!
06 ピエトロ・ドーリアの最期への応援コメント
拝読致しました。
ピサ―ニさんがこの直近艦載石砲を考えたのでしょうかね。
先の潟の通り道封鎖といい、この対艦戦に石砲を用いることといい、ピサ―ニさんはアイデアマンか!?
それを容れて自由に裁量を振るわせるアンドレアさん、そして自由闊達に食い破る野生児、カルロさん。
このトリオが、ヴェネツィアを救った。
型の違う歯車がかみ合う瞬間、凄まじい力が生まれる。
そんなシーンにも思えて、いいですね!(^^)
作者からの返信
最初からピサーニに「全権委任」させておけば、ヴェネツィア大勝利だったということが、逆説的に証明されてしまった瞬間です(笑)
ステーノさんはこの頃何を思っていたのでしょうか^^;
まあでも、アンドレアという稀有の元首が直接の上官として上に立つからこそできた作戦だと思います。
船を作るんなら大砲も載せてねとか言われて、「いいですよ」とホイホイ予算を回してくれる元首なんて、そうそういません(笑)
……そして、ピサーニが最初に考えたヴェネツィアの基本戦略、双頭の蛇がここに来て効果を発揮します。
すなわち、カルロ・ゼン。
こういう搦手からのアタックこそが、カルロの十八番。
ジェノヴァもホント、いいところまで行きましたが、このトリオを相手にしていたことが運の尽きでした^^;
ありがとうございました。
05 暗転の袋小路(クルドサック)への応援コメント
拝読致しました。
潟を利用した、海洋国家の地元の面目躍如たる戦法ですね。
一夜にして戦況が反転したかのようなダイナミックな描写がいいですね!
ドーリアさん、戦術的にも、戦略的にも、政略的にも、袋小路に。
このタイミングで、満を持して第2艦隊の帰還……すばらいし盛り上がりです(^^)
作者からの返信
「逆に考えるんだ。包囲されたら、逆に包囲してやればいいじゃない」
……とジョースター卿のような発想で(笑)、ヴェネツィアは敵拠点を孤立化、包囲という作戦に出ます。
こんなこと考える提督・ピサーニと、それを許可する元首・コンタリーニを擁するヴェネツィアってどんだけだよ……^^;
そしておっしゃるとおり、ドーリアさん、まさに袋小路。
どうすんだこれってタイミングで、奴が帰って来た(笑)
そう……ウェブ小説家のあのお方、ではなく、無頼の提督のアイツが(笑)
ありがとうございました。
04 キオッジャへの応援コメント
拝読致しました。
何か思い付いた様子のヴェネチア首脳陣。
こういう時、昔読んだ本の記憶がないのがありがたい(^-^)
船大工に混じって鉋がけをするアンドレアさんが素晴らしいです。
さて、そのころカルロさんは……
作者からの返信
ヴェネツィアとしては起死回生を期していますから、それは必死に考えるわけです。
しかも今、司令官=元首という強みが出て、すぐ作戦に裁可が下りて、予算や物資が調達できるのが心強いのです。
アンドレアさんというかヴェネツィア高官も一丸となって船作りに取り組んでいたこの時期。
カルロさんはというと、私掠活動にいそしんでいました(笑)
いや、だから来なかったというのが史実というのが何ともかんとも^^;
拙作は短編なんで、そこまで述べている字数が無いので、描写していませんが(笑)
ありがとうございました。
03 袋小路(クルドサック)の中でへの応援コメント
拝読致しました。
今回の騒動の元凶と言ってよいステーノさん。
敗戦が自分の責任であると認識していたんだ!Σ(・ω・ノ)ノ!
それでいて、何かするでなく、釈放にケチをつけるとは。。。
しかも後年、元首に立候補するんですよね。。。
これもまた民主主義、なんですかね(;´∀`)
とりあえずアンドレアさんはカッコいいですね!
作者からの返信
さすがのステーノさんも自分に責任があるという認識はあるみたいです。
というか、この辺のステーノさんの言動は私の創作なんで(笑)、史実のステーノさんはどう動いていたかわかりません^^;
元首を責める人々にちゃっかり参加して、戦後も上手く立ち回ったんじゃないですかね^^;
まあそれは置いておいて、ここで元首コンタリーニがこのような言動を取ったのは史実です。
やはり腐っても千年の海の都・ヴェネツィア、元首にそれなりの人物が就いていた、というところでしょうか^^;
ありがとうございました!
02 カルロ・ゼンへの応援コメント
拝読致しました。
舞台は整った、て感じですね。
折り目正しい武士・ピサ―ニさんを処刑しようとするトリューニヒト……ステーノさん、それで手薄になって半包囲とか。
こんな時は、素行は悪くても力ある者こそが求められる。
満を持して、無頼漢カルロさんの登場が待たれます。
しかし、なかなか洒落の効いたことばですね、聖マルコの馬と馬具。
守護聖人に紐をつけてくれよう、と。
言われっぱなしではいられない、次回はカルロさんが暴れ馬になってくれることを期待しています!
作者からの返信
ステーノさん、こんな人ですがのちに元首になってます(笑)
いやまあ……しかもその時の元首選の対立候補がカルロ・ゼンって人だったみたいなんで(笑)、何ともすごい胆力だな、と……ステーノもカルロも^^;
そんなわけで、無頼の男、カルロ・ゼンというジョーカーを持つヴェネツィアですが、ついに追い詰められてしまいます。
聖マルコの馬云々は、これはホントにそう言われたみたいで、やっぱイタリアってそういう「たとえ」が好きみたいですね(笑)
ヴェネツィア、まさに危急存亡の秋。
非常の時であり、非常の策を用いる時が来ました。
果たして、次の一手は……。
ありがとうございました。
01 ヴェットール・ピサーニへの応援コメント
拝読致しました。
塩野七生先生の、海の都の物語が大好きなのですが、この中に出てきたカルロ・ゼンの挿話が好きでして。
思わず名前に釣られて来ました(^^;)
全く持って納得の行かない指示に従わさせられ、予想通り上手く行かなかったことに責任を取らされる。
嗚呼、いつかどこかで見た景色?
サラリーマンは五百年の時を巻き戻しても似た風景を見るのかも(^_^;)
そんな常識に風穴をあけるカルロ先生の登場をお待ちします!
作者からの返信
私も「海の都」好きです。
この話を書くために、実は電子で買い直しました(笑)
前に買ったのは、どっかに(おそらく実家に)あるけど見つからなくて^^;
カルロ・ゼンというと、ウェブ小説界ではまたちがった意味合いを持ちますが(笑)、彼の無頼漢っぷりもちょっとは描ければなぁと思います。
そして主人公のヴェットール・ピサーニ。
銀英伝のヤン提督のごとく、イキナリ政府高官からキツい対応(笑)
しかも査問会とか飛び越えて死刑判決。
大丈夫なのかこのヴェネツィア、と思わせつつ、カルロさんに期待(?)です^^;
ありがとうございました!
07 フィナーレ、そしてへの応援コメント
日本も後四年で中国に呑まれるか否かの国難が来ますがこんな感じで覆せれたら良いな。
別件ですが幼女軍人の著者さんの由来を初めて知りました。四面楚歌の状況を覆したかったんですね。
作者からの返信
お星さま、ありがとうございます。
危機において、どう対処するか……ヴェネツィアの場合ですと、このような柔軟性を発揮することでしたが、現代の場合ではどうなることやら……。
カルロ・ゼンという名前について、まさかここで出て来るとは、私も思ってませんでした。
無頼な感じで、ここぞという時に現れる……そういう格好良さをイメージしておられるのかな、と思います^^;
ありがとうございました。
07 フィナーレ、そしてへの応援コメント
やっぱり国難を乗り切るという大業を成し遂げることは人間の寿命を吸いつくしちゃうのかもしれません。
まあ、うまくいった姿を見ながら死ねるだけ、反対の結果になったときよりは幸せなのかもしれないですけどね。
作者からの返信
お星さま、ありがとうございます。
やり遂げたあとに生き延びるだけのバイタリティがあれば、新王朝成立とか新政権成立とかやれる、さらに上の存在になれるかもしれませんね。
唐の太宗とかエジプトのバイバルスとか、そういうのに。
でもヴェットールさんは、やっぱり年齢面でもう無理だったんでしょう。
アンドレアさんもいい年齢だし。
おっしゃるとおり、ここでヴェネツィアが没落する姿を見るよりは、良き人生だったと思います。
カルロ・ゼンという、後を見守ってくれる人もいたし。
ありがとうございました。
07 フィナーレ、そしてへの応援コメント
こんばんは、御作を読みました。
ヴェットールは、キオッジャの戦いにすべてを捧げつくしたのかも知れませんね。
海の匂いがする儚い劇終に胸を打たれました。
面白かったです。
作者からの返信
なんかいますよね、こういう困難に、まるであつらえたようにピッタリの人間が出て来て解決し、そして去って行く……みたいな。
坂本龍馬が薩長同盟して、大政奉還、そして……みたいな。
ヴェットールさんももう年齢が年齢だったし、あの時代だともう限界だったんでしょう。
そしてカルロさんは意外なことにヴェネツィアに尽くして生涯を終えました。
実は汚職していたりするんですが(笑)、それでも戦い続けたことは、やはりヴェットールさんへの想いだった、と思います。
ありがとうございました。
07 フィナーレ、そしてへの応援コメント
これは水野晴郎も感極まる綺麗なエンディング。
どうせならステーノをジェノバ軍に撃ち込んでおけば…
作者からの返信
そういえば昔の金ローのオープニングって、夕日の(朝日の?)波止場でしたね(笑)
ステーノさん人間砲弾……御作の元王女さんと兄貴ならやりかねない(笑)
ちなみにステーノさん、のちに元首になってます^^;
その時の選挙に、対立候補としてカルロ・ゼンが立候補していたりするところに、やっぱカルロって凄いな、と思いました(笑)
ありがとうございました。
06 ピエトロ・ドーリアの最期への応援コメント
こんばんは、御作を読みました。
ひょっとしたら、急造艦隊船であるが故の苦肉の策だったのかも知れませんし……。
そんな急造艦隊だから出来た、新戦術だったのかもしれません。
いずれにせよ、ベネチアは歴史を変えましたね。面白かったです。
作者からの返信
どうせ船を作るなら……という発想は、あったと思います。
あるいは、ヴェットール・ピサーニは以前からそういう構想を持っていて、この機に試験運用をすっ飛ばしてイキナリ本番と行くか、という心理だったかも。
まあともかく、この戦いが初めての「大砲運用で勝利した海戦」となりました。
ヴェネツィアならではの勝利だと思います。
やはり長期の繁栄を維持した国家は、地力がちがう、と思わされました^^;
ありがとうございました。
06 ピエトロ・ドーリアの最期への応援コメント
衝角で突き破るか、白兵戦をするかという戦いに砲撃という発想の転換を強いられたら、そう簡単に対処はできないですよね。
下手な鉄砲も数うちゃ当たる。
現代に通ずる戦訓です。
作者からの返信
追い詰められた獅子、ヴェネツィアがその爪牙を振るった瞬間です。
史上初の艦砲射撃というか、海戦に大砲を持ち込んだ戦いと言われています。
ホントにヴェットール・ピサーニもよくこんなこと思いついたと思います。
あるいは、それを許可するアンドレア・コンタリーニの柔軟さの方が脅威かもしれませんが^^;
そんなわけで、カルロ・ゼンに突撃させつつ、意表を突いた砲撃を食らわせて、ヴェットールはジェノヴァを撃破しました。
まさか敵の提督まで討ち取るとは思ってなかったでしょうけど、やはり数打ちゃ当たるの勝利ですね(笑)
ありがとうございました。
05 暗転の袋小路(クルドサック)への応援コメント
こんばんは、御作を読みました。
戦争は武力じゃない、経済力だ!
を如実に表すのが海戦ですからね。
よく二艦隊も揃えたよ。
ジェノヴァもなんでや!?( ゚д゚)
と驚いたに違いない?
描写に引き込まれて面白かったです。
作者からの返信
驚くべきことに、ヴェネツィアはこの時の艦隊再建のための国債を、のちに完済しています。
いや、むしろ供出のつもりで市民は国債を買ったんでしょうけど、まさかホントに返すとは、と瞠目したんじゃないでしょうか^^;
……ちなみにこの時のカルロ・ゼン提督は、私掠活動に熱心(笑)で、なかなか帰って来なかったのがようやく帰って来たというのが真相です^^;
でも、カッコ悪いから(笑)、あと字数無いから書いていません^^;
ありがとうございました。
05 暗転の袋小路(クルドサック)への応援コメント
包囲していたつもりが包囲される結果に。
攻め手に欠いたということもあるんでしょうけど、一年近くジェノバは何をしていたんでしょうかね?
作者からの返信
キオッジャを占領したジェノヴァ海軍のドーリア提督は、そのままヴェネツィアとの折衝に入りつつ、本国に増援と補給、そして外交上の働きかけを求めていたみたいです。
でもヴェネツィアは籠城策に出て(水路の浮標を回収して、水の迷宮と化した)、ジェノヴァ本国には「そんな余裕無い」と言われ、パドヴァとハンガリーは洞ヶ峠を決め込む、という体たらくでした^^;
……その辺を描写できれば良かったんですけどね、いかんせん字数が(笑)
だって海外ものって、名前がカタカナで長いから、その時点で字数が……(遠い目
ありがとうございました。
04 キオッジャへの応援コメント
こんばんは、御作を読みました。
壊滅した艦隊を再興させるって、簡単なことじゃないですよね。
下手すれば一国がそれで滅びますし……。
海洋国ベネチアとしても簡単なことではなかったはず。
この窮地をどう乗り切るのか楽しみです。面白かったです。
作者からの返信
ヴェットール「艦隊がもう無いンゴ……」
アンドレア「もっかい作ればいいじゃない」
ヴェットール「えっ!?」
……というやり取りがあったかどうかは分かりませんが(笑)、元首が司令官という強みが発揮された艦隊再建です。
思いついてもやらない策を、やっちゃうのがヴェネツィアという国の恐ろしさです(笑)
そんなわけでヴェットールも負けじと奇策を思いついた様子。
果たして……。
ありがとうございました。
03 袋小路(クルドサック)の中でへの応援コメント
なんというか、実力もあれば頓智も効いたことができる元首が適切なタイミングで居るというのが長期間存続する国家の強さですね。
それと挙国一致体制が取れるところも。
作者からの返信
ヴェネツィアは、そういう意味ではうまく国家を構築して来たな、という印象です。
そもそも監査官ステーノのミスさえなければ、ヴェットール・ピサーニとカルロ・ゼンの「双頭の蛇」でジェノヴァを翻弄できたわけだし。
アンドレア・コンタリーニが私財をなげうって国家財政の立て直しを図ったのは史実で、元首公邸に帰らなかったのも史実です。
たしかに、こんな人がこんな時に元首に鎮座している、というのは、ヴェネツィアという国の強さと強運を象徴していますね^^;
ありがとうございました。
03 袋小路(クルドサック)の中でへの応援コメント
こんばんは、御作を読みました。
アンドレアさん凄エエΣ( ̄。 ̄ノ)ノ
そりゃあ、ヴァットールさんも死に物狂いで戦働きしますわ。
あれ、イタリアって分裂してる方が強(それ以上はいけない
面白かったです。
作者からの返信
アンドレアさんが根性を見せたのは史実です。
ヴェットールさん、描写していませんが、この機に元首になってしまえと煽って来た人を殴り飛ばして、アンドレアさんの下で働くことを誓ったそうです^^;
イタリアは統一するまではヤバさがありますね。
ガリバルディとか化け物でしょ、と思います^^;
ありがとうございました。
03 袋小路(クルドサック)の中でへの応援コメント
キオッジャの戦いは塩婆さまの出世作のひとつの海の都の物語で若い頃買って読んで、10年前くらいにまた読みたくなって全集買って読んだのですが、今回こちら読んでたらまた読みたくなって電子版買ってしまいました。
本作で進んだところまであちらも読んでってやるつもりです。
作者からの返信
私もこのお話を書くために、電子版の「海の都の物語」を買いました(笑)
一回読んだことがあるんですが、やっぱり忘れていました^^;
でも、おかげで、かぶらないお話が書けたと思います(笑)
ありがとうございました。
02 カルロ・ゼンへの応援コメント
こんばんは、御作を読みました。
ですよねー。ジェノヴァがニコニコ、ハイキング気分で来ますよね。
いや、本当にヴェネツィアのステーノさんはいったい何を考えているのやら? 人は合理ばかりじゃ動かないけど、鼻薬でもかがされていたのかな? 面白かったです。
作者からの返信
ジェノヴァは、権門のドーリア家の提督が死んだからもう来ないだろと思ってたら、ドーリアさん家からさらに提督を引っ張ってきました^^;
そんなわけで城下の盟です(笑)
でもヴェネツィアとしてもそれを認めるわけにはいかないわけで……。
ステーノさんは勝てると思っちゃったんじゃないですかねぇ……。
いちおう、のちの元首なんで、利敵行為まではしてないと思うけど……。
あの国家でそんなことしたら、さすがに消されるでしょうし(笑)
ありがとうございました。
01 ヴェットール・ピサーニへの応援コメント
海上封鎖されるとアドリア海の奥にあるヴェネツィアは干上がるというのは分かるんですけどねえ。
もう一つ自由な艦隊があるなら呼び戻して挟撃すればいいじゃない、と素人でも思いつきます。
さて、ヴェットールさんの運命やいかに?
作者からの返信
銀英伝の要塞対要塞みたいに、対消滅させてしまっても、カルロ・ゼンがいるじゃないとか思ってたのかも。
あと、字数の都合上省きましたが、この頃のカルロさんは好き勝手していて、つまり私掠に忙しくてアドリア海に来なかったらしいので(笑)、そりゃあ員数外にされちゃうよねって感じです。
そんなわけで悪条件で善戦したにもかかわらず、ヤン提督より酷い運命のヴェットールさん。
どうなることやら……^^;
ありがとうございました。
01 ヴェットール・ピサーニへの応援コメント
こんばんは、四谷軒様。御作を読みました。
めっちゃホットスタート!?Σ(・□・;)
ステーノさんの正気か? ってくらいに無能な采配にびっくり。イタリアだぞ、ベネチアだぞ、艦隊がどれくらい重要かわかってないの?
ハラハラのスタートで、楽しみです。
作者からの返信
お星さま、ありがとうございます。
まさに最初からクライマックス(笑)
第一回から主人公に死刑宣告とか、他の歴史ものには無い展開だと自負しております(笑)
そんなわけでステーノさん。
彼、のちにヴェネツィアの元首に当選していたりします^^;
その時の対立候補にカルロ・ゼンって人がいたような気がしますが(笑)、とにかく元首になっちゃってるんですね。
ヴェネツィアってホント不思議な都市国家です(笑)
それはさておき、ステーノの無茶ぶりにもめげずに頑張ったヴェットール。
頑張ったけど負けたから死刑宣告という酷い結末です^^;
どこのカルタゴだよと言いたかったでしょうけど……果たしてどうなることやら。
ありがとうございました。
01 ヴェットール・ピサーニへの応援コメント
真に恐れるべきは有能な敵ではなく無能な味方である
ナポレオンの言葉、そのまんま ですね。
作者からの返信
お星さま、ありがとうございます。
ナポレオンの言うとおりですね(笑)
ちなみに、恐るべきことに、このステーノ監査官はのちに元首になっていたりします^^;
ヴェネツィアはさらに存続しますから、ステーノのこの「失敗」はあまりクローズアップされていません(笑)
運命って凄いな、と思うしかありません^^;
ありがとうございました。
01 ヴェットール・ピサーニへの応援コメント
世界史は詳しくなく、この作品でカルロ・ゼンさんが作家ではなく、元ネタとなる人物がいたと初めて知ったくちなんですが、イタリアの地理はサッカーのセリエAで知ってたので背景は分かりました。
さて、ここから幼女でも転生してくるのか(んなわけない)。とても気になります。
作者からの返信
お星さま、ありがとうございます。
カルロ・ゼンさんについて、言われると思ってました(笑)
この人の出る、このお話を公開するかどうかホント悩んだんですよね……^^;
でもまあ、せっかく書いたんだし、と公開しました。
ホント、幼女が転生してこの状況を何とかしてくれれば良かったんですけど(笑)、でもイキナリ主人公に死刑宣告です。
どうなってしまうのやら……^^;
ありがとうございました。
01 ヴェットール・ピサーニへの応援コメント
明けましておめでとうございます🙇🙇🙇
何だかタイムリープもののエピローグみたいな不穏な出だし。続きを楽しみにしています。
作者からの返信
あけましておめでとうございます。
お星さま、ありがとうございます。
海戦で盛り上がるアドリア海。
言われればそんな感じかもしれませんね(笑)
何気に主人公が第一話にして死刑を宣告されてますけど、果たして大丈夫なんでしょうか^^;
それこそタイムリープして逃げなきゃ(笑)
ありがとうございました。
07 フィナーレ、そしてへの応援コメント
祖国を守って、ヴェットールさんは逝った。
そしてコンタリーニさんも。
しかし、敵がいなくなった訳ではなく。
放埓無頼の提督、カルロさんの戦いはまだ続く……という、余韻を残したラストシーン。
面白かったです!
……あれ、なんか「危難の元凶」を忘れてるような……(笑)
作者からの返信
ジョナサンとツェペリさんがいなくなって第一部完な感じですね。
それで残ったスピードワゴン、じゃなくてカルロは思いを継いで戦いつづける……。
そう、ステーノが元首選挙に出た時に、対抗馬として出馬したりして(笑)
っていうか、ステーノ、元首になっちゃうんですよね^^;
何も事件とか伝わっていないから、多分、フツーに務めて終わったんでしょう。
……というのを、字数の関係で述べられなかったんですけどね^^;
まあ、余韻を残したいんで、やっぱり、男・カルロの去っていく背中でラストにしました!
ありがとうございました!