マスコミ(社会風刺・ブラックジョーク)

 記者になりたての頃、私は悪魔から「記した出来事が現実になるノート」を与えられた。効果も実証済みだ。

 当時の私は恐ろしくなり、上司にそれとなく相談したが「面白い冗談だね。そんな物が存在していても僕達には不要だよ」と相手にされなかった。

 たしかに今ならその意味が分かる。


131字 2022/10/13投稿

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る