幽玄という言葉は、作者のためにあるような気がします。別作品も読ませていただいておりますが、作り出す雰囲気が、神秘的であり時に不気味でもあり、読む者を捕らえてやみません。
執筆歴 アルファポリス第2回ライト文芸大賞 家族愛賞受賞 「ハナサクカフェ」 第6回 文芸社文庫NEO小説大賞 最終選考ノミネート 「12月のラピスラズリ」 …
これが短編か……と唸らざるを得ない圧縮された人物描写と物語。たった6千文字でキャラを立てた上で物語も完結させる、見事な構成と読み応え。長編しか書けない人間としては脱帽するしかありません。 ぜひ続…続きを読む
一言で紹介すると、妖混じりの時代劇でしょうか。風来坊の粋な様と勧善懲悪のわかりやすいシナリオ。風景や物語の肝である桜が脳内で鮮明に広がるような描写。まさに「風情がある」と思える短編です。…続きを読む
花は桜木、人は武士。妖、幽霊、恨み骨髄。さりとて人は花に惹かるる。日本の怪談話と風流とが合わさった、時代劇、と言うよりも絵巻物、と言う感じのなんとも不思議な物語でした。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(131文字)
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