このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(152文字)
「校正術」は特に勉強になりました。SNSで時々話題になる創作論ではなくて、こういう創作論が読みたかった!書いてくださり、ありがとうございます。このエッセイを読んで、あるとさんの見ている世界が、我々とちがうと思いました。もちろん、いい意味です。「感性のあるとさん」本当にその通りだと思います。いくつか作品を読ませていただきましたが、世界観のブレなさ、キャラクターの活かし方、セリフ選びなど、やはり「ちがう」なぁといつも天を見上げるような気持ちで読んでおります。
そんなこと言ったら誤解されてしまうだろうか。本当は私、このエッセイを独り占めしたいのだ。みんなには見せず、私だけがコッソリ読みたいと思っていた。そのくらい、ここには大事なことが書いてある。ガチ勢も、趣味勢も、そんなことは関係なく、みんな小説を書くのが好きなはず。好きで書いてるってことは、きっと向上心だってあるだろう。そういう人たちにとって、このエッセイはとんでもなく参考になる。聞き耳を持たない人には意味がないかもしれないけど。読めてよかった。ありがとうございました。