朝起きたらＡＩが全て解決していた

未来に、西暦2101年を迎える人類が、このような総括をしているかもしれない、と想像できました。

漢数字よりもアラビア数字の方が未来的、というのは非常に腑に落ちました。小説の一般的なルールに囚われない、固い意志を感じました。これぞ表現の自由、ですね。

ウチが読んだ『朝起きたらＡＩが全て解決していた』、らんたさんが描く、AIによる理想の社会をテーマにした作品やで。読み終わった後、心がなんか暖かくなるんやけど、同時にたくさんの考えごとが頭を駆け巡る、そんな不思議な魅力がある作品やった。

物語は、人間が全ての労苦から解放された未来。AIが仕事をして、人々は芸術や研究、教育など、真に人生を豊かにする活動に専念できるようになるんや。ただ、こんなに便利で快適な世界でも、人間が本当に追い求めるべき幸福って何なんやろうね、って問いかけてくる。そして、人間とAIの関係、テクノロジーがもたらす未来について、読者に深く思考させる内容になってるんよ。

作品の…続きを読む

AIが発達した未来のお話です。
未来の可能性の一つとも言えるものです。苦が除かれた理想郷でしょうか。
ひょっとしたら違う解釈をする方もいるでしょう。


解説もあるので、それと合わせて読んでみるのもあるでしょうし。ネットに情報が載っているので自分自身で調べ、考えてみるのもありでしょう。

そう思わせる興味深いものでした。

私達のキツい事…
それはAIが全部やってくれる。

内閣府にてムーンショット計画が提唱されている昨今です、そう言う未来は何十年後かにはスタンダードになってることでしょうね

そんな光景を見ることができる作品です