真夏の夜の夢のような

SFともファンタジーとも言えない、穏やかなペースで進む物語。
牧歌的というのも違うし、のんびりというのもの違う。何でしょう、この感じ。

そして独特のルビ。和風のような洋風のような。でも異国感がある不思議な印象。

小さな、しかし見たことのないものばかりが展示されている博物館にでも迷い込んだような感覚になります。

テーマとしてそんなつもりは全くないのでしょうが、忙しない日常に少し疲れた方、読んでみてはいかがでしょうか。