怒涛の展開に目が離せない、タイムスリップミステリ

主人公・清水夏帆は、大学の付属幼稚園で週三日アルバイトをしている。
あるとき、同級生の藤原彬から、姪っ子・唯のシッターとして鎌倉の別荘に来て欲しいと誘われるが、古い懐中時計を拾ったことで三人はタイムスリップしてしまう。そこには、亡くなったはずの唯の両親がいた…

タイムスリップミステリです。めっちゃ面白かった!複雑な人間関係に「うわ…しんど…」と思わず零してしまいますが 笑

唯の両親を殺した犯人は誰なのか、ドキドキしっぱなしでした。タイムスリップした先で二人を助けたら、未来が変わってしまうのでは…?とハラハラです。後半の怒涛の展開には、きっと目が離せません!

辛い過去を抱えた夏帆が、強くなりたいと願う姿にグッときます。ミステリとして楽しめるだけではなく、鎌倉というロケーションも素敵だし、じれじれの恋愛要素もあって最後まであっという間でした。

みなさんは真相に辿り着けますか?ぜひ、読んでみてください。