第5話 カクヨムという名の育成ソフト

 さて、第4話の創作論に反応があったのをいいことに調子に乗って、拙作『ほにゃらほにゃらと書く話』のエッセイの内容を転載しようと思います。拙作のエッセイを読まれた方は流し読みで大丈夫だと思います。


 また下記の考え方は怒ってしまう方もいらっしゃるのかもしれませんが、私はそう考えてるんだなーくらいに思って読み流して頂ければ幸いです。


 私のカクヨム様のイメージって『自由度がやたら高いゲーム』をしてる感覚なんですよね。でもゲームだから真剣にしてないかっていうと、そういう訳でもないんですよ? そんな訳で私がカクヨム様がゲームだ、と考えてしまう理由の例をあげていきましょう。


 例えば装備品や道具を鍛える(色々な作者様の創作論を読む)

 アイテムや装備品の作成、そしてレベルを上昇させる(自分の作品を書く)

 出来上がった装備品やアイテムを売るために宣伝に行く(ヨムヨム活動)

 レベルとやる気上昇(♡や☆、作品フォロー、作者フォローがつく等)

 鍛えた装備品を使って闘技場でバトルする(作品をコンテストに応募する)

 バトルで戦利品を獲得することができる(コンテストに応募して獲得する主な戦利品がPVと♡、☆、フォロー、賞金、そして書籍化)

 という訳です


 上記を踏まえたうえで、何をどの順番でどれだけするかは作者様次第という、『極めて自由度の高すぎるゲーム』という認識な訳です。自由度があまりにも高すぎて何していいのか分からない、というところから一歩間違えればクソゲー認定されてもおかしくない、と思っています。


 ですが、もちろん商品化されてるゲームとしてみれば、ですよ? カクヨム様はお金を払って利用してる訳ではないです。です。さらに頑張ればお金を稼げる可能性があるので全く違うと思います。だからあくまでイメージとして『自由度が高すぎるゲーム』と私には見える訳です。


 毎月コンテストとして企画をたて、そのコンテストに参加した作者様たちの筆力向上を狙う。こうしなさいとは具体的にはカクヨム様は言いません。こういうお題にそって作品を作ってください、と言われて小説を書いていると、それぞれのお題にはテーマがあり書き方も実力も自然と身についていく。『カクヨム』という小説投稿サイトは、まさに小説家育成ソフトと呼んでもおかしくないのではないかな、と私は思っていたりします。


 だからこそ私は楽しんだもの勝ちだと思っています。他の作者様の作品を読みまくるのも自由、自分の作品をひたすら書きまくるのも自由、カク活動しながらヨムヨム活動するのも自由。


 何を目標に設定するかで見えてくる世界も内容も、さらには難易度も大きく変わるゲームに見える訳です。つらつら書いてみましたが、本当に良くできたシステムだなって思う次第です。ハイ。


 ではでは今回はこの辺で。何か作品作りの参考になれば幸いです。



◆◆◆お礼・お願い◆◆◆


 ここまで読んで頂いてありがとうございます! 


新作『雪が舞い散る冬の一夜の殺人は過去へとつながる物語』【完結保証】『東京創元社×カクヨム 学園ミステリ大賞』応募作品

https://kakuyomu.jp/works/16817330659679000162


『異世界転生した俺は聖女になつかれる~立ちふさがる奴らを会話しながらぶっ飛ばす~』 【完結済】 第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト応募作品

https://kakuyomu.jp/works/16817330655708768799


『懸命に生きた君に』 【完結済】 カクヨムコン8中間選考通過作品

https://kakuyomu.jp/works/16817330650393975394


『同じ資格試験を12年間12回落ち続けた僕が異世界転生!? 偶然発見した魔法書と魔力操作を使って異世界バトルで成り上がる!』 【完結済】

https://kakuyomu.jp/works/16817139557347866886


 気になった方は読んで頂けたら幸いです。

 よろしくお願いします。 

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創作論との付き合い方 冴木さとし@低浮上 @satoshi2022

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