創作論から抜き取ったエッセンス。
それを自作でどうのようにして、生かすのか。
それが創作論との、付き合い方。
ですけど、生かせなかったら抜き取れという発想は、
なかったです。
たとえば、心療内科のカウンセリングで、
Aというカウンセラーが、鬱のクライアントにしたことが、
たまたま良い影響を与えたことに、してみましょう。
じゃあ、Bというカウンセラーが、
私も自分が担当している鬱の患者にそれやってみよう、ではダメなんです。
なぜダメなのかといった問いかけは、自分にしましょう。
人に聞いたら堂々巡りになりますよ。
この創作論は、読む側が陥りがちな悪循環に、警鐘を鳴らす論説です。
カクヨムにあふれる創作論には振り回されずに、
迷って悩んで私も書きます。小説を。