ふたりの未来を祈りたくなる物語。

全話読み終えました。最後まで読みやすく、気持ちの良い終わり方でした!


今はまだ健も童子も、共に進む時間を見つめている。前へ。前へ。

でも別れの時はいつかくる。

どのようにして別れるか。

それは、その時の童子―――いや、健と童子の二人が選び取り、決めるのだ。

二人で。ずっと二人で。


という文章がこの物語の締め括りに出てくるのですが、ふたりのこれからを読み手に想像させてくれる、とても好きな部分です。

まだ読んでいない方に、ぜひオススメしたい作品です!

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