記憶喪失によって生まれた人格は、どこへ行くのでしょうか?

記憶喪失によって、新しく生まれた人格。
「主人格」ではない「彼女」は、自分の在り方を、主人格の少女をどうするかと、迷い、彷徨いながら考えます。
不思議な世界での出逢いや、周囲の友人たちとの関わりから、優しい少女の視点で探っていく過程が素敵です。
どこか切ないと同時に、どこかほっとできる空気に満ちている作品です。
きっと、あなたも優しい気持ちになれるはず。

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