不都合な未来を回避してただけなのに、なぜかモテ始める。
伊藤新世は数分後の未来が分かる。
とある事情により、田舎町に転校してきた新世。
転校先では大人しく平凡に過ごそうと思っていた。だけど未来予知がそうさせてくれない。
視える未来の大体が自分や誰かの不幸につながるもの。
めんどくさいと言いつつも、お人好しな新世はそんな不幸で不都合な未来を回避していく。
その結果、新世は様々な悩みを持つ少女を助けることになる。
新世は知らない。いつの間にか、少女たちに好かれていることに。
新世は気づかない。人知れず、少女たちが争っていることに。