人々を助け、妖魔の悪徳を減らす。それが仙人を目指す者の役割。

「わたしたちは妖魔や鬼怪を退治して、世のなかの人々の命や暮らしを守るわ。でもね、同時に妖魔や鬼怪の悪徳を阻止して、彼らが来世でうける悪徳の報いを減らす手伝いもしているの。どちらも、わたしたち仙術の道を歩む者のたいせつな役割なのよ」

ぐーたら女師匠(破門間際)×師匠絶対肯定完璧兄弟子×卑屈でケンケンな弟弟子(+天才肌の清涼剤幼い道士)
の、パワフルでミステリアスな仙侠モノここに開始!

【第一章】
天才だけど日陰者の、プライドが高く卑屈な朱浩宇。
「妖仙」の血を引く、妖艶で天才肌の夏子墨。
二人は、ぐーたら師匠がいよいよ破門という困難を打破するため、ぐーたら師匠の代わりに女幽霊退治に出ることに。
しかし朱浩宇は、夏子墨を(一方的に)敵視してたり…。
(仲が悪すぎて)ドキドキハラハラの、兄弟弟子の女幽霊退治はいかに!

【第四章~】
女幽霊退治はできたものの、村にはまだおかしなものが出没中。いまだに破門の撤回なしのぐーたら師匠は泣きそうになるも、3度目の機会はないと判断した朱浩宇。
しかし女幽霊とは違い、そのものは「視界をさえぎって現れる」怪異。幻覚なのではないかという路線で調査を進めるが、その怪異は柔らかくて…?

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