概要
あの桃が、流れることになった物語
ある日、宇宙の片隅でとある男がプレゼントのために可愛らしい宇宙ポッドを作った。それは地球の果物にそっくりな形をしていたそうだ。
しかし、目が覚めるとポッドが無い。
憧れのあの人に喜んでもらうため、男は必死に探し始めた。
しかし、目が覚めるとポッドが無い。
憧れのあの人に喜んでもらうため、男は必死に探し始めた。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!「昔話の変なアイテム、全部うっかりな宇宙人のせい」説
冒頭から突然謎のSF世界にぶちこまれる本作、どうやら、主人公の発言のみを自動的に記録した「オートログ」なるものを読まされている、という設定のようです。
「いやいや、そういうアンドロイドギャグはいいから」とか書いてあっても、肝心のギャグの中身はわからない。そんな独り語りの落語のようなリズム感と、SF的世界観の奇妙な融合がクセになります。
いわく、「マブーのお尻の色」あるいは「惑星ゴゴゴの人工太陽の色」をした、”ある地球の食べ物と形がそっくりな何か”が見当たらないらしく……。
一見、意味わからん固有名詞の羅列なんですが、あらためて「あの桃が、流れることになった物語」というキャッチコピーをた…続きを読む