少年は呪いを乗り越えるため旅立った。友と歩む出会いと別れの旅路!

呪いのアビリティを持ち、運動神経が無く、攻撃が当たらない。
主人公、ギルはその呪いを有しながらも、大切な人を傷つけられたことをきっかけに自分の呪いに抗うことを決意します。
そのギルの努力する過程が丹念に描かれているのが面白いです。

努力家であり、優しく誠実なギルの魅力的な人物像は読者を惹きつけます。
また、脇を固める登場人物も個性的であり、ギルとのやり取りも楽しめます。
悪役のバックボーンも丁寧に描写されるのも個人的に好きです。

努力と友情で未来を切り開いていくギルの姿をぜひ目にしてほしい作品です!

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