大好きな乙女ゲームの悪役令嬢に転生した凛——のはずが、あれ? なぜモフモフな姿になってるの? え? 破滅済み? 記憶にないんですけどおぉおー!? ていうか、最推しキャラの性格ちがいすぎない? 設定もなんかいろいろ微妙に変わってるような?? とりあえず、ゲームの続編をプレーするために現実世界に帰りたいんですけど!!
ということで(?)破滅済み令嬢イレーネとなった凛の奮闘がはじまります。
謎が謎を呼ぶ一風変わった異世界転生恋愛譚。あれやこれやなんやかんやいろいろ、本当にいろいろありますけれども。タグにあるとおりハッピーエンドの大団円がお約束されておりますので安心してお読みください。読みごたえ抜群です。
【あらすじ】
ゲーム世界の悪役令嬢・イレーネに転生した凜。
次に気が付いた時には既に破滅? ところが記憶が全く無い。
記憶を失う前、罪を問われて聖獣化?
しかも最推しが主? ……でも、……何か、キャラ違う?!
謎が謎呼ぶ異世界転生ファンタジーです。
【オススメポイント】
■意外性のあるドラマ!
ゲームや小説の中に転生するお話だと、内容を知っているが故の情報チートで、来るべきバッドエンドを回避する、というタイプが多いと思います。こちらは、それとはひと味違います。
転生してバッドエンドを回避しようとしていた筈なのに、気付いたら破滅していて、かつその前の記憶が無い。しかも、最推しである第二王子・ハクウンが出家してるわ、キャラ違うわ……。おまけに悪魔の様子もおかしい? 加えて、ヒロインであるシンシアも……?
圧倒的に「?」な状況で、聖獣として湧き出る悪魔を倒しつつ、ゲームの続編をプレイすべく、いかにして元の世界に戻るか??というのがみどころです!
■正ヒロイン(シンシア)と陰のヒロイン(ハクウン)に挟まれた主人公・イレーネの恋の行方は?
男装の麗人な正ヒロイン・シンシア。一方、ゲームとキャラの違いすぎる美人な第二王子ハクウン。ゲーム中では恋仲にもなる二人なのに、どうもここでは疎遠、というか仲が良く無さそうで……?
加えて、どうやらシンシアはイレーネに執着している様子。一方、ツンとしていながらもイレーネを気に掛けている様子のハクウン。彼の本心はどこにあるのか? イレーネの恋の行方は? 気になるポイントだらけです!
■もふもふしてる聖獣イレーネのかわいさ
字面からも伝わってくる聖獣化したイレーネのもふもふの可愛さ! もふもふ好きの方は、是非ご堪能ください。
■軽快でセンス溢れる語り
全200話超えの長篇ですが、
毎話、引きが巧みなのと、軽やかな語り口なので、さくさく読めちゃいます!
その一方で、
人と人との関わり。信じること。想うこと。
様々に思いを巡らせ、考えさせてもくれる、懐の深さもある一作(●´ω`●)読後感も、スッキリです♪
ラストは、急展開に次ぐ急展開に、目が離せなくなるはず!
【こんな人向け】
☑ひと味違う悪役令嬢モノ・転生モノが読みたい方
☑じれじれな関係が読みたい方
☑乙女ゲーム好きな方 など
バリバリのオタク女子、凛は、大好きな乙ゲーの世界へ、悪役令嬢イレーネとして転生したことに気づきます。
普通ならここから、破滅しないようにあの手この手の頭脳戦を繰り広げることが多いのですが、なんとイレーネの現状は破滅済み。
つまり、ゲームのその後の世界に転生していたのです。
その上、どういう経緯で破滅したかの記憶がすっぽりと抜け落ちてしまっています。
現世のゲーム知識は、参考程度にしか役に立たない世界。
途方にくれつつも、持ち前の明るさを発揮して、徐々にゲーム内の仲間と信頼関係を築き上げていきます。
この作品の好きなポイントはいくつもあるのですが、一つは凛ちゃん最推しのキャラと同居生活できているにも関わらず、一筋縄な展開には進まないこと。ジレジレきゅんとします。
二つ目は、イレーネは罰として聖獣になって悪魔と戦うことになるのですが、その時の白獅子のカッコいい姿と、魔力を省エネモードにしたモフモフ姿。どちらも楽しめるところです。
そして、出てくる出てくるイケメンキャラ。流石乙女ゲームの世界です。
悪役令嬢転生物×モフモフ×イケメン。
全部を一度に楽しめる作品、お勧めです!
babibuさんはすごく丁寧な筆致で綴られる方ですが、その文章スタイルが乙女ゲームというジャンルとうまく融合していて、読めば読むほど味わい深い作品というのもこの作品の一つの特徴と言えるかと思います。
なので、日ごろから乙女ゲームが好きだ。浸りたいという方にも自信をもっておすすめできる作品ですし、もちろん詳しくない方にも魅力的な攻略対象キャラにハマりながら読み進めていくという楽しみがあると思います。
ストーリーはオタク女子凛さんが大好きな乙女ゲームの世界に異世界転生しちゃったよ、というストーリーなのですが。なにやら知っているゲームの世界とは微妙に違う様子。
最推しだった穏やかで優しいハクウンがなぜかツンデレに!??
あれ、なんか個々のイベントも違う!?
なんででしょう。分かりません。
教えて、babibuさーーん!!(本編を読みましょう)
わたしの最推しはハクウンです。
第一部完結ということなので、まだまだ楽しめます。
一緒に追っかけましょう(*´ω`*)
大好きな乙女ゲームの世界に転生した主人公。しかし破滅ルートの存在する悪役令嬢、イレーネに転生してしまったのだから大変。
何とかして破滅を回避するよう頑張りたいところですが、そうはいかないのですよね。
何故なら乙女ゲームの世界で意識が覚醒したのは、悪事を罰せられた後。既に破滅した状態からスタートだったのですから。
これは悪役令嬢が破滅を回避する物語ではありません。破滅した後の生き方を描いた物語なのです。
そんなイレーネの受けている罰は、モフモフした聖獣の姿になり、ゲームの攻略対象キャラやヒロインと共に平和を脅かす魔物と戦うこと。
危険な任務をこなさなければなりませんが、戦いの中でイケメン達やヒロインとの間に絆ができ、これはむしろ美味しい展開かも。
そして、乙女ゲーム転生ものだけあって、このお話には様々なイケメンが登場しますけど、自分の最推しイケメンは攻略対象キャラでなく、ゲームのヒロインであるシンシアでした。
ヒロインなのにイケメンなんておかしい。なんて思わないでください。乙女ゲームでは攻略対象キャラを抑えてヒロインが一番のイケメンになるという逆転現象が、度々起こるのです。
本作もそのパターン。ヒロインポジションでありながら、格好いいイケメンぶりを発揮してくれます。
もちろん他の攻略対象キャラも、素敵な男ばかり。
破滅して、危険な戦いに出ることを余儀なくされたイレーネですが、彼ら彼女らと共にたくましく生きていきます。
乙女ゲーム転生ものが好きな方は、是非読んでみてください。
大好きな乙女ゲームの悪役令嬢、イレーネに転生した主人公。このままでは破滅してしまうと、それを回避するために奔走──したかったのですが、なぜか気がついた時にはけっこうな時間をすっ飛ばしていて、破滅イベントはとっくに終了していました。
そして破滅したイレーネは、罪を犯した代償とし、聖獣と呼ばれる特殊な力を持った獣となり、仕えし神官と共に悪魔と戦うことに。
その神官というのが、乙女ゲームで最推しだった攻略対象、ハクウン。理由はどうあれ最推しキャラと一緒に行動できるなんてよかったじゃないか。と言えたらよかったのですが、なぜかこの世界のハクウンは、ゲームの中とは立場も性格も違います。
破滅回避に失敗したことといい、時間をすっ飛ばした間に何かあったのか。疑問は尽きませんが、それに答えてくれる者はおらずハクウンたちと共に戦いの日々に。
この、事件に立ち向かっていくイレーネが逞しいのです。時に、乙女ゲームの知識を活かして敵の行動を予想し、時に、我が身の危険を省みず戦う。
そんな姿に、ハクウンや、乙女ゲームのヒロインであったシンシアも惹かれていく。
って言うか、ハクウンやシンシアって、元々イレーネのこと好きじゃない?
破滅ルートに進んだのにいったいなぜ? ほんと、すっ飛ばした期間に何があった?
謎が謎を呼びながら、イレーネの奮闘は終わりません。
お気に入りの乙女ゲームのイベントに参加した帰り道、主人公は歩道橋から落ちかけた人を助けるはずが、自分が代わりに落ちかけ、そのまま意識を失ってしまう。
次に目覚めた時、大好きな乙女ゲームの中の、破滅確定の悪役令嬢イレーネになっていた!?
そんな彼女は、破滅回避のため奔走した!……はず、だった。
イレーネになってしまった主人公は、聖獣として乙女ゲームでの最推しキャラである王子ハクウンに仕えることになるが、その前、獣落ちしてしまった過程がすっぽりと記憶から抜けてしまっていた。
破滅回避のために奮闘していたはずのイレーネになにがあったのか。
その謎を紐解きつつ、たまに起こるゲームとは違う展開を疑問に思いつつも、仲間とともに乗り越えていく。
聖獣となったイレーネは、なぜか乙女ゲームの攻略キャラたちにとても慕われていて・・・。
一度破滅してしまった悪役令嬢(転生済)は、破滅回避失敗の真相を知り、現実世界に戻って、無事に乙女ゲームの続編をプレーできるのか。
恋愛あり、バトルあり、謎解きありの、異世界ファンタジー!
まだ読んでない方は必読です!獣イレーネの可愛さにハマります!
転生ものが好きな方は絶対に読んで欲しい、オススメの作品です♪
物語の主人公は、好きだった乙女ゲームの悪役令嬢イレーネに転生。
イレーネの目的は、現代日本に帰ること。
そのために、「叡智の手鏡」と接触することを目指しています。
そして、現在のイレーネの状況はというと……なんと、既に破滅済みの状態。
どのようなルートを辿りこの状態になってしまったのか、皆目見当もつきません。
現在物語は第七章。
恋愛ファンタジーでありながらもミステリー要素が強く、多数の伏線が張られています。
記憶を失くしたイレーネが、ゲームの知識を駆使しながら、過去と現在と向き合い、徐々に色々なことが明らかになっていくのがすごく面白い!
そして、小獅子姿のイレーネがモフモフされたり、眠気に勝てなくて丸まったりするのが、すっごく可愛いです♪
色々気になることがいっぱい出てきて、最初から読み直して「おおっ!」てなってたりします(笑)
乙女ゲーム好きの皆様にも、ミステリー好きの皆様にも、お勧めの作品です。
更新楽しみにしています(*´ω`*)
大好きな乙女ゲームの世界で憑依しちゃった主人公。しかも破滅する悪役令嬢に……じゃなくて。
もう破滅しちゃってるのです。ここから物語はスタート。回避とかじゃないから、ENDからの更生カリキュラムだから。さらにはどういう経緯で破滅したか記憶がない。
でも破滅といっても追放とか処刑ではなく、かわゆいモフモフ聖獣になって神殿の一員として魔物退治するというもの。しかも一緒に働いているパートナー(というか飼い主)は推しキャラだった王子。獣落ちしたので本体は令嬢でなく獣です、をいいことに同じベッドで寝ちゃったり、ブラッシングしてもらったり、なかなか楽しい生活なのでは……と思ったらそんなわけなかったようで。
主人公はゲームのファンなので、この世界に詳しいはずなのに、破滅した理由を含めてわからないことだらけ。登場キャラもなんだか思ったのと違う性格をしているのです。
さらにはこの主人公。大ファンのゲームの世界に来て喜んでいるかと思いきや大違い。破滅うんぬん抜きにして。早くこの世界から抜け出したい。なぜなら現代に戻ってゲームの続編をプレイしたいから!!
そんな明かされていない謎がたっぷりの本作。一体なぜ破滅しちゃったのか、キャラの性格が違うのはどうして? 悪役令嬢のライバルにあたるヒロインが男装の麗人というのもまた珍しい気がします。ひねりのある設定が魅力の作品です。