混沌より英雄は生まれる

途中ですがレビューです。

本作の世界観を一言で表すならば混沌です。勇者、ダンジョン、パーティーとファンタジー作品おなじみの要素を内包しています。

しかし、モチーフは八王の乱。数多の権力者が我欲に取りつかれて血で血を洗う闘争を繰り広げた挙句に国の滅亡を決定づけることになった中華史の転換点。そのため、残虐描写に加えてときとして人間の闇を垣間見ることになる描写も見えることがあります。

だからこそ、正しくある、正しくあろうとする主人公たちの真っ直ぐさがとてもカッコいいわけです。大義を忘れずに強くなり、巨悪に立ち向かう姿は正に勇者のそれです。

数多の敵を討ち破り、混沌とした世界に新たな光を刺しこめ!!

一話一話はコンパクトで読みやすいので是非ご一読を!!

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