寂寥と鮮やかさ

世界が終わる、という文章から色あせたイメージが広がる中に、鮮やかな向日葵のイメージが鮮烈で良い。青春ものでありながらその終わりは苦く、けれどこの後も生きていかなくてはいけない、という主人公の意思を読み取ることもできたのが良かったです。
最後のネタばらしでもう一度読み直したくなる作品でした。

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