それでも世界は続いていく

淡々と書かれているストーリーが、読後に胸に残ります。この物語に慟哭は書かれていないのに、慟哭があるように思えるのです。

短編でさらっと読めますが、読後、あなたは自分はどうだろうと振り返らずにはいられないでしょう。

タイトルの向日葵の意味が胸に残る作品です。