婚約破棄された姫との物語

ティドロス王家の三男サリュは、隣国で婚約破棄されたシトエン嬢を妻に迎えるのだった。シトエンは体に刻まれた竜紋を理由に隣国の王太子アリオスに婚約破棄されるのだが、竜紋はごく小さなモノで、何よりシトエンは綺麗だった。これは、竜紋をよく確かめもせずに婚約破棄までしてしまったアリオスが悪いわけで、その尻拭いのためにアレコレ策謀を巡らす羽目になる隣国の宰相に悲哀を感じた。暗殺者の姉妹の話の決着がついたところで更新が止まっているのが残念。一応区切りは付いているが、これからサリュが反撃に転じていくところの筈なのに。

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