エドワードが大半を持っていってしまった作品

辺境伯爵家の三男に転生したラグナは、父や兄達の戦死により、伯爵家を継ぐ事になってしまう。そんなラグナの元に、公爵家から令嬢アリシアが嫁いできた。彼女は、ゲームの設定では、学園で問題を起こして追放された悪役令嬢だった。だが、実際に接してみたアリシアは悪役令嬢とは異なる様子だった。領地でのラグナとアリシアの生活はすぐに終わり、学園に行ってからがストーリーの本番となる。しかし、学園では、主人公キャラのマリアナがエドワード王子から離れているという展開になっており、代わりにパトリシアが王子達の逆ハーレムを作っていた。何者かが、マリアナに介入している。ラグナはアリシアとマリアナの二人を守ることになるのだった。ストーリーが進んでいくと、エドワードがどんどんギャグキャラになっていって、面白い。もう少し、良いところも見たいなと思っていたら、影働きらしき事を始めて敵の魔導師の集団をやっつける展開もあったり、ラグナと対決して良い勝負をしたりする。この王子、作者に愛されているんだな。死んでしまって悪魔に連れて行かれたけど、どうなるんだろう。

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