幸せのひとつの形

新しい長靴は、その女の子にとってとても可愛らしいお気に入りの長靴で、汚したくなんかなかった。
だけど幼馴染の男の子には、長靴を汚したくない気持ちが全然伝わらない。雨上がりの帰り道、そんな二人のあれやこれや。
とても素敵な余韻の残るお話です。