一日一回、人類を滅ぼす

アルティメット アルハラ

今日はお前らの好きな酒を死ぬほど飲ませてやるぞ。

まずはかんぱーい!

まあ飲め飲め。

もっと飲め。

ほらほら、もう一杯。

酒が足りねーぞ！

もっと持ってこーい!

当然、まだ飲み足りないよな?

次は一気飲みいくぞ。

それ、イッキ、イッキ！

そうそう、その調子。

一気飲みできる奴がカッコいいんだろ？

それがお前らの価値観なんだろ?

もう一杯いけや。

は?

未成年？

なに言ってんだお前?

飲み会の席に年齢は関係ねえんだよ。

俺は大学の時、先輩にそう教わったぞ。

先輩は法律より偉いんだぞ。

ほら、グダグダ言ってねえで、

もっと飲めや。

吐くまで飲めや。

吐いても飲めや。

飲めないとか言い訳は聞かねえぞ。

気合で飲むんだよ。

ちびちび飲んでんじゃねえぞ。

豪快にグイッといけや。

ほら、もう一杯注いでやるから早く飲め。

無理矢理でも流し込め。

断るという選択肢はねえんだよ。

俺の酒が飲めねえってのかよ?

甘ったれてんじゃねえぞ。

そんなんじゃ社会でやっていけねえぞ。

出世できねえぞ。

それが人間社会なんだろ?

それが連帯感ってヤツなんだろ?

じゃあ、もっと飲め。

死ぬ気で飲め。

死ぬまで飲め。

死んでも飲め。