概要
――皆ころしちゃえばいいのよ。うふふ
火神の力を継ぐ家族の中に、ひとりの無能がいる。セリノだ。
炎の力をうまく操れないし、炎もふつうのとは違って青い。おまけに庶民の血が混じった、どうしようもなく無能だと、誰もが囁く。
彼も無能だと受け入れて、力を使わないと決めた。
使うのが恐ろしいからだ。
「――皆ころしちゃえばいいのよ」
と、今日も心の中の幼女悪魔が囁く。
ある日、彼は火神をめぐって、大嫌いな兄と対峙することになる。婚約者を助けるために。
※なろうにも投稿しています。
炎の力をうまく操れないし、炎もふつうのとは違って青い。おまけに庶民の血が混じった、どうしようもなく無能だと、誰もが囁く。
彼も無能だと受け入れて、力を使わないと決めた。
使うのが恐ろしいからだ。
「――皆ころしちゃえばいいのよ」
と、今日も心の中の幼女悪魔が囁く。
ある日、彼は火神をめぐって、大嫌いな兄と対峙することになる。婚約者を助けるために。
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