自身が自身である為に

激闘と苦闘の末、
今まさに消え逝こうとしている老兵が、
最後の最期に何を思うのか。
自分が自分である事、
それは今までの経験や想いを内包する事。
それらを誇りにしている者の、
最期の叫びが奇蹟を起こす。
死すら受け入れていた者の激しい拒絶が、
その矜持を物語る。
自身は自身のままでありたいと。

「あー、もう!」から「~聞いちゃったら~」の下りが好きです。

知らない戦友なのかも知れませんね。
望んだ環境ではないのかも知れませんが、
新たな世界での、
ゆっくりした老後の生き方が見つかるといいですね、
と思える結末でした。

まさかこれでこれを描くとは……w
みなさんも是非最後まで読んで見て下さい!

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