概要
人生は選択の連続じゃない。――やり直しの、連続だよ
人生をセーブして、選んだログからロードができる。
今年大学2年生になった東仙紬希(とうせんつむぎ)は、そんな奇怪な能力を操る異端児だ。
毎日午前0時に自動的に、そして任意のタイミングで人生をセーブすることができ、ログを選んでロードすることで人生をやり直すことができる。
過去の病気を機に得たその力を駆使し、後ろ向きな性格に鞭打って日々を過ごす紬希だったが。
突如襲った、恋人・八百坂澪(やおさかみお)の自殺。
「私にしかできない方法で、あなたを助けるから」
彼女の死を阻止しようと奔走するも、行く手に立ち塞がる数々の困難。
過去の異変、己の弱さ、もう一人の自分、澪の苦悩。
成長と克服で澪の命へと歩みを進める中、紬希は自分の能力の真相を知ることとなる――。
※作中で自殺表現を扱いますが
今年大学2年生になった東仙紬希(とうせんつむぎ)は、そんな奇怪な能力を操る異端児だ。
毎日午前0時に自動的に、そして任意のタイミングで人生をセーブすることができ、ログを選んでロードすることで人生をやり直すことができる。
過去の病気を機に得たその力を駆使し、後ろ向きな性格に鞭打って日々を過ごす紬希だったが。
突如襲った、恋人・八百坂澪(やおさかみお)の自殺。
「私にしかできない方法で、あなたを助けるから」
彼女の死を阻止しようと奔走するも、行く手に立ち塞がる数々の困難。
過去の異変、己の弱さ、もう一人の自分、澪の苦悩。
成長と克服で澪の命へと歩みを進める中、紬希は自分の能力の真相を知ることとなる――。
※作中で自殺表現を扱いますが
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!泣きました。読み返して、涙が止まらなくなりました。
気が付けばラストまでほぼノンストップで読み終えていました。読後の満足度が非常に高いです。純粋に面白いので、ライト文芸やヒューマンドラマが好きな方は一度読まれた方が良いと思われます。優月は読みながら何度も泣きました。
さて中身ですが、読み心地の良い描写で世界観にぐっと惹き込まれる入口からスタート。第二幕第三幕と、読む手も涙も止まらない……。究極の愛とはまさにこれだな、と。使い倒されたタイムリープものでありながら独自の設定が垣間見えた瞬間には、思わず唸りました。人生観に関する作者様からの強いメッセージが感じられるような設定だと思います。
文章もさることながら、イラストも素敵ですね。文も上手くて…続きを読む