気が付けばラストまでほぼノンストップで読み終えていました。読後の満足度が非常に高いです。純粋に面白いので、ライト文芸やヒューマンドラマが好きな方は一度読まれた方が良いと思われます。優月は読みながら何度も泣きました。
さて中身ですが、読み心地の良い描写で世界観にぐっと惹き込まれる入口からスタート。第二幕第三幕と、読む手も涙も止まらない……。究極の愛とはまさにこれだな、と。使い倒されたタイムリープものでありながら独自の設定が垣間見えた瞬間には、思わず唸りました。人生観に関する作者様からの強いメッセージが感じられるような設定だと思います。
文章もさることながら、イラストも素敵ですね。文も上手くてイラストも上手いなんてことあって良いんですかね?笑 純粋に尊敬しかありません。きっと双方ともに想像の及ばぬ努力の賜物なのでしょう。
素敵な作品に出逢えたことに感謝いたします。完結お疲れ様でした。