雑談

 お読みいただきありがとうございます。


 こちらは板野かも様の企画 #新匿名短編コンテスト・再会編 https://kakuyomu.jp/works/16816927862378848244 に参加した作品です。



 企画には三作品で参加しましたが、蜜柑桜節が一番出たのがこの作品ではないかと思っております。

 見破った方は、薮坂様以外にどれほどいらっしゃるでしょうか。お分かりになった方、どうでしたでしょうか。みかんでしたでしょうか。



 コメント、応援をくださった皆様、とっても嬉しかったです。びっくりしたで賞も幾人かの方からいただき、ここでお礼申し上げます。

 一作目をまじめに書いたら、二作目で遊びたくなりました。せっかくだからきらきらしく雅で美しくて鹿鳴館的な艶めきを書きたい……しかし生半可な恋愛で終わらせるものか(でも話中で「殺さない」の自己ルールは守っています)。

 


 その読み手様の中で、tomo様から「続きを」とのお言葉がありました。すごく嬉しかったです。

 しかし仕事も忙しいし、もう書いている暇は……三作目書いて思っていたところのですが、板野さんからEx開催があるということで、じゃあ、と書き始めました。



 番外編(第二夜)は、時間軸としては本作の中間部分である娘が街で暮らすところを中心にくり抜きました。冒頭場面は、侯爵を毒で倒れさせたのちに部下に見つかり、命からがら街を出て別の街まで逃げ切ったところ。市街へ入って倒れたところを、行商で市の外まで行っていた男性に拾われたという話。字数制限でこの辺りはざっくり削りましたが。


 その後、村の青年をこの渦中に陥れてしまったのは作者でございます。




 番外編を書くにあたり、単なる一般の青年と娘の恋話ではつまらないので、青年も自分が意図し、切望して会いに行こうと一大決心、騎士志願するけれども、実は(読者のみ知る)その結果とは……ともつれた感じにいたしました。


 この後、どうしましょうと想像を巡らせております。単なる恋愛話を書く気はしないので、何かテーマですね、長編化するとしたら。


 蜜柑桜の長編ファンタジーは基本的に「魔法のほぼない」異世界です。本作も同様に、現実ではないどこかです。西欧近世風が多いですね。

 こういう宮廷とかドレスとか星空とか村っぽい暮らしとかを描くのが好きです。


 さてさて、本作品は自作品の短編とある点にネタ被りする作品があります。あれも長編化したいところ。こちら。

「桜花は一片の約束」

https://kakuyomu.jp/works/1177354054894598575



 全部で三作品+Ex. 一作品参加させていただきましたが、これが一番、執筆時間が短かったです。自然に楽しんで書くのが一番ってことでした。

 

 これをランキングに入れてくださった方、好きというお言葉をくださった方、そして何より企画主の板野様、

 本当にどうもありがとうございました!!

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月明かりのもとの邂逅を証するのは、瞬く星々だけ 蜜柑桜 @Mican-Sakura

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