彼女のスクーターが駆け回る先々で、笑顔の花が咲き続ける

泣けました……!

乳酸菌飲料販売員をしている働くお母さんが主人公のお話です。
家庭の事情から仕事を辞めざるを得なくなった彼女の、最後の5日間。
退職にあたって先輩やお客さんから掛けられる言葉に、これまでの彼女の駆け回ってきた日々が見え、ぐっと胸が詰まります。
最後の最後、彼女はとある重大な決意をするのですが……

妻として、母としての自分と、販売員としての自分と。
どれも大事です。
ラストの展開に胸があたたまりました。
自分も仕事を頑張ろうと思える、素敵なお話でした!

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