気になる終わり方

短編なので、拝読し易いと思いきや、前日譚でした。

ただ、構成そのものは良く出来ていらっしゃいます。

神の信徒に見放された主人公。神の信徒に救われた主人公。どちらも人間らしい悩みだと感じました。

しかし、女性が仰っておられたことには一考の価値が相当にあります。短い命であるからこそ人生を大切に出来る。
それは現代に生きる私達に問いかける「生きるとは何か」の言葉なのかも知れません。

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