虹とは常に太陽とは逆の方向に出るものだ。

光や太陽というものの対比となるものは影とか闇が一般的であろうと思うのですが、虹というのものまた、太陽の反対に出るという性質を思えば、太陽の対比として描いてもいいものだと思います。

すなわち、「輝かしい夢や目標を太陽のように思った時、輝かしい夢や目標ばかりに目を向けていたら、虹のような太陽とは違う魅力的なものは見つける事ができないんだよ」的な論法もアリだと思うんですね。

そんな対比構造を使った暗喩のようでもあります、この作品中の【虹】
そんな目線でこの作品を読んでも面白いかも知れません。

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