ゴシックなおとぎ話

それぞれの話が独立していて、おとぎ話の連作といった味わい。
ゴシックでダークな雰囲気がとてもいいです。
章が変わる前に休憩が入るのも箸休めとなっています。
おとぎ話を基本形にしながらも、アングラな描写や因果応報といった教訓話ではできないことが展開され、背徳感が心地よい作品となっています。

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